燻製…売ってるのを食べるだけならいいんだけど、自分でやるにはちょっと面倒な代物…。くんたまとか、スモークチーズ美味しいですよねぇ…。でも買うと結構高いんですよねぇ…。
燻製を自宅ですることができたら、コストをかけず気軽に楽しめるのかもしれません。
現在は自宅で簡単に燻製ができる家電(けむらん亭とか)なども発売されており、大掛かりなスモーカーを用意しなくてもお手軽に燻製を試せるようになったのではないでしょうか。
しかし、燻製初心者にとって、わざわざ燻製用の用具をそろえるというのはハードルが高い!一回だけしか使わないんじゃないか…という心配もあります。(ミキサーとかフードプロセッサーとか、そういう家電は一回使うと満足してあとは使わないことが多い)
そんな方にお勧めなのがフライパン燻製!!
スモーカーも、ウッドチップもいりません。フライパンと、賞味期限切れの茶葉など自宅にあるもので燻製をすることができるのです。
キッチンで、フライパンで、気軽に燻製ができる 「燻製生活のススメ」
以前、当ブログで紹介させてもらった「いぶり暮らし」
こちらの漫画も、燻製がテーマとなっており、登場人物の二人が自宅で気軽に燻製を楽しんでいます。
しかし、彼女たちが使っているのは、専用のスモーカー。はまってる人には便利だと思うのですが、燻製初心者にはスモーカーを買うというのは少しハードルが高い。
燻製をやってみたいけど、家にあるもので手軽に試してみたい、という方にはコミックエッセイ「燻製生活のススメ」がおすすめです。
作品概要
アウトドアの季節になりました!特別リバイバル連載】
中華鍋とお茶っぱだけで、あっという間に自宅で燻製ができる!
男の手料理、アウトドア、手間ひまかかるイメージを完全に覆します。お茶っぱはどんな種類でも、賞味期限が切れていてもOK。中華鍋に茶葉を入れたら金網を乗せ、あとは食材を燻すだけ。最短5分でとびっきりおいしい燻製が作れます。
楽しくってお酒に合う、自家製燻製の実体験ノウハウコミックエッセイです。
from コミックエッセイ劇場
リバイバル連載、とあるように、こちらのコミックエッセイがコミックエッセイ劇場で連載されていたのはかなり前のこと(購入した本を確認すると書籍は2013年に発売してました)
アウトドアのシーズンということでリバイバル連載されているようですね。
「燻製生活のススメ」では、難しそう、手が込んで面倒そう、というイメージがある燻製が自宅のキッチンで手軽にできる方法が紹介されています。
燻製生活のススメより引用
また食材についても、初心者は始めはどんなものから挑戦すればいいのかをわかりやすく教えてくれています。絵も可愛いくシンプルなので読みやすい。
著者の山本ありさんは調理師の免許も持っているそうで、マンガから「食」への愛が感じられます。
つまり読んでいるとお腹がすくし、食べてみたい!と燻製にとても心惹かれる。
私自身、この本がきっかけで燻製に興味がわきフライパン燻製に挑戦したのですが、なんとか食べられる燻製をつくることができました。(燻製は失敗するとすっぱくなる)
用意するものも、自宅にある物、アウトドアショップでなくスーパーですぐに購入できるものばかりなのもありがたい。
自作燻製で一番おいしかったのはくんたまこと燻製たまご。ゆでたまごをめんつゆにつけて一晩放置(冷蔵庫でね)、翌日味のしみこんだゆで卵を燻すだけと、下ごしらえも調理も超簡単なのに、激ウマでした。
チーズもうまかったなぁ…。6Pチーズで燻製したんですが、旨すぎて6Pを一瞬で食べきってしまうほど。
ただ、チーズは温度が高すぎると融けることもあるのでおすすめなのはカマンベールチーズだそうです。カマンベールチーズの燻製とか最高すぎるやろ…ザ・おつまみ。
豚肉ブロック買ってきて、ベーコンにも挑戦しました。
「ハウルの動く城」でマルクルが食べていたベーコンエッグ(うまし糧を!)が食べたくてベーコンブロックに挑戦したけど、これは塩抜きが甘く、超しょっぱい豚肉ブロックにしかならんかった…。(2回目で何とか食べられるなんちゃってベーコンができました うまかった)
ベーコンは上級者向きですね…。
参考 ↓ちゃんとしたマルクルのベーコン うまそう
ベーコンは失敗したものの、くんたま、チーズは本当に簡単にできる、かつ美味しいのでフライパン燻製は結構やってました。(燻製生活のススメを買ったのは数年前)
心配していた煙も、フライパンには蓋をするし換気扇も全開でまわすので、火災報知機も感知することなく大丈夫でした。
フライパン燻製も手軽だし、片づけも楽だからいんだけど、いつかは本格的にスモーカーでいろいろ燻してみたいもんです。
以前、一度段ボール燻製を自宅の庭でやったんですが、少し目を離したすきに段ボールに火が燃え移り炎上しかけたことがあります。
危!止!禁!
マジで気を付けます。