ゴールデンカムイ 138話ネタバレ感想です。
衝撃的な展開で終わった前回。杉元はどうなったのか、尾形の真意は、など気になることが多く、ヤンジャン発売が激しく待ち遠しい1週間でした。
12巻が12月に発売が決定したようです。
TVアニメ化決定の黄金争奪冒険活劇!
『ゴールデンカムイ』
最新12巻が12月19日(火)に発売決定です!谷垣の無実を証明するため動く杉元一行。
囚人(変態)が魅せた奇跡の光景がコミックスで再び…?!漢たちの肉体輝く12巻、ぜひぜひお楽しみにッ! pic.twitter.com/aKlj9sxMDg
— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) 2017年10月30日
元気な頃の杉元を見ると涙がでるな…
支遁先生が登場した時はなんちゅうもんを天下のヤンジャンに載せるんや…と驚いたものですがあの頃はまだ平和でしたね…。
ゴールデンカムイ 138話ネタバレ感想
前回尾形によって狙撃されたのっぺらぼうと杉元。
アシリパは二人のもとに行こうとしますが、危険だからとキロランケに止められます。そんな時声を上げたのがドジマタギ谷垣。
杉元には釧路で借りがある、と杉元達の元へ駆け出します。
気になる杉元とのっぺらぼうですが…尾形が…トドメさすためか何度も何度も倒れている杉元を狙って歩兵銃を撃っていたよ……。
尾形こぇぇぇぇ
しかし覆いかぶさったのっぺらぼうの身体が邪魔になり、なかなか杉元に弾が当たらない。
のっぺらぼうが撃たれたとき、杉元はとっさにのっぺらぼうの身体を盾にしようとしていたのが今になって功を奏したようです。
杉元のカンの鋭さや身体能力の高さも勿論ですが、不死身の杉元は運もかなり強いと思う。
さて、尾形の狙撃が続く中、ボルトを引く一瞬の隙をつき谷垣は無事杉元達をその場から連れ出す(持ち出す?)ことに成功しました。
正門まで二人を抱えながらやってきた谷垣ですが、正門の外で目にしたのは倒れているインカラマの姿でした。
彼女の身体に刺さっていたのは、キロランケのマキリ
インカラマはのっぺらぼうが撃たれた時、キロランケがどこかに合図をしていたのを目にしていました。
キロランケの裏切りに呆然とする谷垣、そしてその背後には血まみれの鶴見中尉を筆頭とした第七師団のみなさんが迫っていました。
一方その頃、アシリパさんはキロランケと一緒に、隠しておいた舟のところに。
そしてそこに尾形も合流。あ、しれっと合流しちゃうんだ。
尾形は、杉元ものっぺらぼうも死んでいた、とアシリパに告げます。
ふたりの死を聞いて叫ぶアシリパさんの姿が胸に痛い。そして怖い、アシリパさんを精神的に叩きのめす尾形マジで怖い。
さて、かなり気になる杉元の生死。
網走近郊の病院のベッドで杉元は握り飯をバクバク頬張ってました。頭に巻かれた包帯が痛々しいですが、思ってたよりかなり元気そうな感じ。
生きてた!!杉元生きてたーーーーー!!!
しかし脳みそが欠けているらしい。鶴見中尉曰く 「脳みそ欠け友達」
つまりふたりはカケトモ
支遁先生の時といい、たまに天の声(ナレーション)のぶっとび具合に笑てしまう。
包帯が左目にも巻かれてるけど目は大丈夫なのか杉元。
杉元を治療したのはカノさんでした。そういやもともと医者でしたね。
昔、拷問で生きたまま脳を少しずつ切り取った経験が今回の杉元の手術に活きたそうな…よかった…のか?
拷問で切り取った脳みそは持ち主の本人の目の前で焼いて、生姜醤油で食べたと話すカノさんが怖い。
それを聞いて眉ひとつ動かさない月島軍曹はもっと怖い(MA・GA・O!)
杉元はもう大丈夫だそうですが、インカラマの方が危険な状態らしい。
ベッドに横たわり、キロランケ達は樺太に向かったはずだ、と弱弱しく話すインカラマさん。
アシリパさん達はインカラマの言うとおり樺太に向かっていました。
元気のないアシリパさんに
「しっかりしろ 元気を出すんだ」
と声をかける尾形(こわい)
そして
「行こう アシリパ」
と尾形は初めてアシリパさんの名前を口にしました。
(初めてですよね?)
杉元もアシリパを取り戻すためにこれから樺太に向かうようです。
網走編は今回で終了でしょうか。次の舞台は樺太に移るそうな。そして樺太取材のため3週休載という…おおお…
この状況で3週休載は…きつい。
138話感想まとめ
網走編では主要キャラが死ぬんじゃないかといろいろ不安だったわけですが、仲間だと思っていた人物の裏切りというショッキングな展開に。
キロランケは最後の晩餐パロではユダポジションにいたりと、今まで散々裏切りフラグが匂わされてました。
それでもキロランケのふるまいにやっぱり違うんじゃないかな~と思わせといて最悪の場所、形での裏切り。
キロランケはパルチザンなんでしょうか。そして尾形もキロランケと行動しているということは、パルチザン側についた?
しかし尾形は金塊目的というよりは、アシリパ自身を手に入れたいという歪んだ欲求があるのではなかろうか。
138話終盤、アシリパと名前を読んだ尾形を見て正直「気持ち悪い」と思ってしまった。
執拗に杉元にとどめを刺そうとしていたのも、アシリパを手に入れたかったから、と考えるとすごくしっくりくる。尾形の過去を考えると、自分のことを見てくれるアシリパは手に入れることができなかった家族の代わりなんだろうか。
そういや尾形の裏切りは杉元達は知ってるのかな?
パルチザンという新たな勢力が金塊争奪戦にinしたことで、杉元は第七師団と手を組むのでしょうか。まさに敵の敵は味方というか。
鶴見中尉は敵にすると怖いけど、味方になると頼もしいことこの上ないな…。情報将校だし、武器も兵器も用意できるし。変な信奉者ももれなく付いてくるけど。
過去は土方たちと協力したりと、ゴールデンカムイは勢力図がどう変わるか展開が読めなくてほんとうに面白い。
樺太編、たのしみです。休みは少し長いけど、楽しみに待ってます。