honsikansou

tankoubon

つかもうぜ!刺青人皮! 「ゴールデンカムイ」

あけましておめでとうございます。
細々とやってる過疎ブログですが今年もよろしくお願い致します。

さて、面白い漫画には二種類あると思う。

この作品は私だけのもの。誰にも知られたくない、と感想を1人で嚙みしめるもの。

読んだ後にこの面白さを知って欲しい!誰かと感想を共有したいと思うもの
「ゴールデンカムイ」は後者の漫画でした

今回は無料WEBマンガの紹介ではなくマンガの感想というか紹介です。

話題すぎて今更感ありますが…

ゴールデンカムイ 野田サトル

ゴールデンカムイとは

簡単なあらすじ

明治時代、日露戦争で「不死身の杉元」と謳われた杉元佐一は一攫千金を狙い北海道の地

にいた。

杉元はひょんなことから「アイヌ達の遺した莫大な金塊」の情報を得る。

金塊の手掛かりとなるのは、金塊の暗号を刺青に掘った脱獄囚たちだった。

一人目の刺青を手に入れた杉元は、偶然知りあったアイヌの娘とともに金塊を探す旅に出る。

しかし杉元と同じく土方歳三、第七師団も金塊を狙い追っていた。

土方一派、第七師団の追跡を交わし、たまに戦い杉元たちはアイヌの金塊即ち

刺青人皮を求め北海道の地を駆け抜ける。

刺青人皮

刺青人皮とは何ぞや、と思うかもしれませんが字面の通り

「刺青を彫った人の皮を剥いだモノ」です。

杉元は行きがかり上一人目の皮を剥いでいましたが、持ち運び便利な刺青人皮がこの漫画

のカギとなります。

ある男が残した「アイヌの金塊」の手掛かりは24人の脱獄囚の体に彫られた刺青に記されて

いるのです。

しかしこの刺青、囚人に金塊を山分けすると騙し、殺して皮を剥ぐのが前提で彫られて

います。

お宝を見つけるために集めるのが宝の地図でもドラゴンボールでもなく「人の皮」というのが

この漫画のスタンスを物語っていますね。

魅力的な主役たち

主人公の杉元がかっこいい。

日露戦争では「不死身の杉元」と呼ばれるほど、傷を負っても果敢に戦場を走り回って

いましたが

北海道でも不死身っぷりを発揮しています。

ヒグマ相手でも怯まない姿には痺れました。悩む主人公、成長する主人公も良いのですが

こういう「強くブレない主人公」は読んでいてやっぱり気持ち良いです。

またアイヌ娘アシリパとの絡みもいい。

杉元がかっこいいと感じるのはアシリパへの態度が紳士なのも大きい。

杉元の年齢はまだわかりませんがそこそこの歳だと思われます。

12、3歳と言われるアシリパに「アシリパさん」と呼びかけるのは

なかなか珍しいのではないでしょうか。

当時はアイヌへの差別もあったでしょうが(実際作中でもそのようなことを思わせるセリフが

ありました)

彼は雪深い地に精通しているアイヌへの敬意を、少女であるアシリパにも示しているように見

えます。

さて、そのヒロイン?のアシリパさんですが、普通の顔してたらかなり美少女なんですが

要所要所に挟まれる変顔が素晴らしいです。
この作品には貴重な若くて可愛い女の子キャラクターだというのに
ここまで崩すか、というレベルの変顔…
話が進むにつれて変顔の登場回数が増えていってますが、いいのか
杉元とアシリパはゆくゆくはくっつくと思ってるんですがどうなんでしょう…
いいシーンがいろいろ台無し

「敵側」のキャラクターたちもとっても魅力的

北海道最強と謳われた第七師団 

感情が高ぶると額の傷から変な汁が出る鶴見中尉を始め、ヒグマに顔の皮をベローンとはがされても立ち上がるなど、モブ兵ですら強烈な面々がそろっています。
第7師団の面々は鶴見中尉を筆頭に主に目が死んでいる
(手前の登場人物、マタギの谷垣は諸事情で目に光がある?)

土方歳三を筆頭とした土方一派

刑務所にて刺青を彫られ、護送中に脱獄した「土方歳三」

函館で戦死したと思われていた彼ですが、実は生きており網走刑務所に収監されていたのです
彼は「北海道の独立」のためにアイヌの金塊を目指します。
結構な高齢のようですが他のキャラクターに負けず劣らず強くカッコいい
スマートかつ大胆な立ち居振る舞いは正統派の主人公のようなかっこよさです。
(でも容赦なく大量殺人)
ウィンチェスターライフルを回し撃ちする姿は惚れ惚れするほど。
土方側もかつての同志永倉新八、「不敗の牛山」などこれまた強烈な個性の
メンバーであります。

脱獄囚たち

 刺青を彫られた脱獄囚たちも追跡者面々に負けないくらい個性豊か。
っていうかこの漫画で出てくる人物はみんないろんな意味でカオスなんですが
快楽殺人者やら大量殺人者やらもいますが、何より強烈な印象を残すのが
冬眠中の羆も魘される
悪夢の熊撃ち 二瓶 鉄造ッッ
 
刃牙のアナウンスみたいな二つ名がついてる二瓶ですが、いろいろすごい
何がすごいかと言うと、ジャイアンシチューを食べたスネ夫が漏らした「すごい…」と
同じくらい凄い。
彼を言葉で説明するのは難しいな…
マンガ読んでください
好きなシーン ニヘイゴハン
ネットでは少々キワモノみたいな扱いですが生き様がカッコいいキャラクターです。
二瓶の印象が強すぎるのですが5巻から本格的にいろいろ曝け出す辺見も
凄そうです。
本当にキャラが濃い人ばっかりだなゴールデンカムイ。
まだまだ語りつくせないゴールデンカムイですが今日はそろそろこの辺でおしまい。
北海道ジビエグルメ旅、すてきなどうぶつたちなどまだまだ書き足りないんですが…
ゴールデンカムイ、1話?が試し読みできるようですね。